ベストセラー「公務員教科書シリーズ」第四弾は「芸術編」!
「国語」「算数・数学」「社会」に続く第四弾は「芸術編」です。
公務員の仕事と「芸術」のつながりにピンと来ない方も多いかもしれません。
しかし、そういった方にこそ手にとっていただきたい1冊です!
芸術分野に関心のなかった人も、芸術的センスに自信がない人も、きっと実践してみたくなる、人と差がつく仕事のヒントが満載です。
本書を読めば、美術や文学についての教養(=想像力や洞察力を培う源)が深まります。
また、芸術を使ったまちづくりやイベントの意義を、実例を交えて知ることができます。
行政マンの考え方や行動の参考となる、小説リスト(日本名作・世界名作)も掲載しています。
目次
1 芸術センスを生かす
公務員の仕事と芸術/機能をきわめた先にあるもの
2 行政マンの行動美学
美とは何か/美学とは何か/雑用の美学
3 まちづくりとポエジー
まちづくりと芸術/まちづくりに必要な視点
4 政策の発想となる美術
政策のヒントがいっぱいの美術の流れ/ジャポニズムとその効果/印象派/セザンヌからうまれた新しい絵の流れ/シュルレアリスムの誕生と意義/芸術と工芸の融合・バウハウスの誕生と意義/抽象絵画の誕生と意義/ポップ・アートの誕生と意義/インスタレーションの誕生と意義
5 仕事に生きる芸術のノウハウ
遠近法/黄金分割/シンメトリー(対称性)/繰り返し/起承転結/借景
6 人々の喜怒哀楽への共感と文学
文学から学べること/文章力アップの方法
7 芸術家から学ぶ
霊峰富士山を掲げて西欧に向き合う――横山大観の方法/ひたむきな他力の姿勢――棟方志功の方法/奔放爛漫の自然体――梅原龍三郎の方法/絶対的なバランス感覚――平山郁夫の方法
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著者紹介(肩書は発刊当時、敬称略)
伊藤章雄…いとう・ゆきお/中央大学特任助教、元東京都総務局理事