
北野生涯教育振興会が毎年募集している懸賞論文の入賞作品集。
本年の募集課題「家訓をつくろう」に対し寄せられた
約300編の論文とエッセーの中から21編を厳選し、編者の論文を加え刊行します。
家訓は、家庭再生のプログラム、人生のベースキャンプ、生きる知恵。
年齢も境遇も様々な人たちが、次世代に伝えたい信念を実体験に重ねてつづり、
生涯教育の原点である家庭教育の大切さを訴えます。
目次
序章 家訓をつくろう――斉家のためのマニフェスト(森隆夫)
1 上を向いて歩こう――“胸”を張って
2 “嘘”――お天道様は見ている
3 孫までが口にする我が家の“六然”とは
4 人生の羅針盤
終章 「家」とは何かを考える(小松章)
編者紹介(肩書は発刊当時、敬称略)
森隆夫…もり・たかお/お茶の水女子大学名誉教授、日本教育文化研究所所長
小松章…こまつ・あきら/一橋大学大学院商学研究科教授