
本書は、現場で働く介護従事者が、普段の業務に役立つ知識・技能を身につける初心者向けに
全6巻のシリーズとして発刊します。
新しい介護保険制度に即したスキルを提供する介護関係者必備の書です。
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2006年改正介護保険法によって、新たに「介護予防」「地域密着型サービス」
「介護福祉」「地域包括支援センター」「外国人介護労働者」「利用者への影響」
「権利擁護事業」などのサービスが加わり、現場では大きな問題を生じています。
本巻では、新介護保険制度のポイントをやさしく解説し、
制度移行後に生じている問題点について考察し、解決策を提示します。
目次
序章 介護保険制度改正は何をもたらしたか
1 在宅ケアマネジメントと地域包括支援センターの動向
2 療養病床再編と老人保健施設
3 特別養護老人ホームを取り巻く課題
4 小規模多機能型居宅介護事業所と地域ケアの課題
5 改正後の特定施設入居者生活介護における現状と課題
6 「介護サービス情報の公表」制度と「福祉サービス第三者評価」
7 介護労働の現場から制度が崩壊する?
8 諸外国における介護士の状況
9 家族と介護
10 権利擁護と成年後見
11 介護保険における地域格差
12 少子高齢化社会における専門職のゆくえ
編集代表者紹介(肩書は発刊当時、敬称略)
金子勝…かねこ・まさる/慶応大学教授
結城康博…ゆうき・やすひろ/淑徳大学准教授