
コミュニティ・ビジネスとは、地域住民にとって重要なニーズを掘り起こし、
住民が自治体・企業と連携してビジネス化する「地域密着型事業」のことです。
不景気にあえぐ自治体にとっては地域活性化の起爆剤ともなりうるもので、
実際に全国でビジネスが成功し、地域に活力が戻った例が出始めています。
本書は、コミュニティ・ビジネスの定義、まちづくりにおける位置づけを解説した上で、
ニーズの掘り起こし方、立ち上げ方からマネジメントのポイント、
自治体・企業の関与の仕方に至るまで、初心者にも分かりやすく解説するもの。
文字どおり「地域を元気にする」という目的を実現するための、
コミュニティ・ビジネスの入門書です。
目次
序章 コミュニティ・ビジネスとは何か
1 まちづくりとコミュニティ・ビジネス
2 コミュニティをめぐる現在の状況
3 コミュニティ・ビジネスにおける各主体の役割
4 21世紀の地域経営における施策展望
5 コミュニティ・ビジネスの実践事例
終章 コミュニティ・ビジネスの展望