神奈川県の取組は全国モデルになりうるか!?
受動喫煙防止対策、高校における模擬投票教育等、神奈川県発の主要先進政策の効果を評価・分析。
各々の政策が地域力向上に与えた影響とさらなる可能性を、慶應義塾大学等の専門家たちが客観的に検証します。
「住民が求める政策を実現するために地方ができること」を全国に発信した本書は、全国各地の政策担当者の方々にお薦めです。
目次
緒言 地域力の時代〜ローカル・デモクラシーで日本再生
序章 日本政治の現状と課題
1 模擬投票
1 県立高等学校における模擬投票実施の背景とねらい
2 神奈川県模擬投票の教育効果
2 受動喫煙防止対策
1 神奈川県公共的施設における受動喫煙防止条例の概要
2 受動喫煙防止条例〜神奈川県〜
3 NPO支援と市民参加
1 神奈川県におけるNPO支援施策の概要
2 県民参加推進システムの構築
3 NPO支援施策への提言
総括 自治体政策刷新と効果
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編著者紹介(肩書は発刊当時、敬称略)
松沢成文…まつざわ・しげふみ/神奈川県知事(緒言)
神奈川県政策研究・大学連携センター(第1章〜3章の各第1節)
小林良彰…こばやし・よしあき/慶應義塾大学法学部教授(序章、第1章2節、第2章2節)
築山宏樹…つきやま・ひろき/慶應義塾大学大学院(第1章2節)
石上泰州…いわがみ・やすくに/平成国際大学法学部教授(第2章2節)
川上和久…かわかみ・かずひさ/明治学院大学副学長(第3章2節、総括)
岸本幸子…きしもと・さちこ/(特非)パブリックリソースセンター理事(第3章3節)