全国に先駆けた一貫教育10年間の集大成。
小中一貫教育の全てを網羅した決定版の登場です!
平成12年に文部省(現文部科学省)から研究開発学校の委嘱を受けたことから始まる呉市の小中一貫教育。
全国に先駆けて一貫教育に取り組んだ呉市の教育改革の軌跡がこの1冊に!
一貫教育でポイントとなるのが小中の校舎の配置。
本書では、小学校と中学校が同じ敷地内にある「一体型」と、離れた場所にある「分離型」それぞれの特徴を踏まえ、一貫教育のポイントを、事例をもとに解説しています。
目次
●呉市の小中一貫教育
1 なぜ小中一貫教育を目指すのか
2 呉市全体で小中一貫教育を
3 進化を続ける呉の小中一貫教育
●取組の実際―多様な小中一貫教育の追究―
1 取組の全体像
2 “一体型”小中一貫教育
・呉中央中学校区
・警固屋中学校区
・蒲刈中学校区
・横路中学校区
3 “分離型”小中一貫教育
・郷原中学校区
・両城中学校区
・吉浦中学校区
・和庄中学校区
4 「何が成果で何が課題か」改善へ向けて
●小中一貫教育の継続・発展のために
1 コーディネーターを経験して
2 小中一貫教育の展望
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監修者紹介(肩書は発刊当時、敬称略)
天笠茂…あまがさ・しげる/千葉大学教授、日本教育経営学会会長。著書に『学校経営の戦略と手法』。月刊『悠+』にて「カリキュラムでつなぐ学校経営」を連載中。