
人口増加や若年化に戻る可能性をほとんど見出せず、多くの集落がすでに「限界集落」への道をたどっているのが現状です。
高齢・過疎化が進む中山間地域の集落はこのまま消えていくのでしょうか?
本書は、「国土計画」「農山村」「地域経済」「観光」といった多面的な視点から問題解決の糸口を見出し、現場の動向から将来を展望した“ニッポンの集落”がわかる1冊です。
目次
1 国土計画の視点から見た集落問題
2 農山村の視点からの集落問題
3 地域経済の視点からの集落問題
4 観光の視点からの集落問題
5 集落の現場から未来を見つめる
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共著者紹介(肩書は発刊当時,敬称略)
大西隆…おおにし・たかし/東京大学大学院工学系研究科都市工学専攻教授
小田切徳美…おだぎり・とくみ/明治大学農学部地域ガバナンス論研究室教授
中村良平…なかむら・りょうへい/岡山大学大学院社会文化科学研究科教授
安島博幸…やすじま・ひろゆき/立教大学観光学部教授
藤山浩…ふじやま・こう/島根県中山間地域研究センター研究企画監