
介護事故などはもちろん、人事労務・会計処理など施設の事務・運営全般にわたる危機管理マニュアルとして、関係者の実務に資するシリーズです。
第2巻である本書では、看護、栄養、リハビリテーションの3分野について、実際に介護施設の現場で働く著者が、現場の目線で解説。
また、近年徐々に普及し、利用中の事故が報告され始めた福祉用具や、介護職員の協力・連携に基づいた医療系のチームワークについても解説します。
目次
1 看護職の役割
生活の場における看護の解説/生活の場における看護の実際/高齢者のターミナルケア/身体拘束廃止への関わり/さらに介護施設の看護の役割を勉強したい方は
2 (管理)栄養士の役割
「食べる」ということ/摂食・嚥下のメカニズム/食事摂取基準について/高齢者の食事/衛生管理/管理栄養士と栄養士について/給食業務と栄養管理業務/さらに勉強したい方は
3 介護施設でのリハビリテーションの運営と福祉用具のプランニングと安全管理
介護施設のリハビリテーションの運営/福祉用具のプランニングと安全管理/参考文献
4 介護施設内のチームワークの進め方
なぜチームなのか/チームとは/チームワークを行う前に知っておきたいこと/実際に施設内で良好にチームワークをするには/介護施設内のチーム運営の実際/まとめ/チームワークについてさらに勉強したい方は
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編集者紹介(肩書は発刊当時、敬称略)
大塚剛…おおつか・たけし/高根病院リハビリテーション科
田中康之…たなか・やすゆき/理学療法士、ほか
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