新学習指導要領のもとでの、小学校児童の学習状況及び行動に関する記入の工夫と記入例を分かりやすく示します。
通知表作成ですぐに活用できるよう、記入文例や評価のポイントを具体的に示します。
教科等ごとの「評価の観点及びその趣旨」を掲載するとともに、文例もこの観点に対応した内容としています。
【本書の特色】
●2010年3月の中教審報告(児童生徒の学習評価の在り方について)、5月の文部科学省「通知」に完全対応。
●文部科学省「通知」の「評価の観点及びその趣旨(「学年・分野別評価の観点の趣旨」も含む)」も掲載。
●教科等ごとに、具体的な文例を収集。
よさを伸ばし成長をうながす、うまくいかなくても明日につなげる、優しさあふれる記入文例を満載。
●わかりやすい解説で、指導要録と通知表の評価の整合性をはかる考え方が見えてきます。
●一人ひとりの子ども、保護者などに配慮する書き方を理解することで、通知表記入の文章力アップだけでなく、教師の総合的な力量形成に実践的に役立ちます。
●大好評をいただいた『小学校通知表文例事典』を、新学習指導要領と新指導要録にあわせて改訂・改題したものです。
目次
1 新しい指導・評価と通知表
2 教科等に関する記入の工夫と記入例
教科、領域ごとに具体的に解説し例示。
各文例は各教科等ごとに
A よい部分をほめる
B 努力のあとを評価し、励ます
C よい部分をほめながら、改善をうながす
D 問題点を知らせ、改善の道筋を示す
の4つの視点に分類。
3 特別活動に関する記入の工夫と記入例
4 行動の記録に関する記入の工夫と記入例
5 全体的な活動等の記入例
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編著者紹介(肩書は発刊当時、敬称略)
尾木和英…おぎ・かずあき/東京女子体育大学名誉教授
小島宏…こじま・ひろし/(財)教育調査研究所研究部長