「コミュニケーション実践学」は、グループ内でお互いに問題を共有し合いながら、いかにコミュニケーションを高めていけば、よりよい問題解決を図ることができるかを探っていくもの。
今回、大学教員に義務化された「教員相互による研修(ファカルティ・ディベッロプメント=FD)」や、学習意欲の低い大学新入生のための「初年次教育」にも「コミュニケーション学」が活用できることから、内容を拡充し、最新の内容にした改訂版として刊行いたします。
難しい理論ではなく、研修に即活用できる演習プログラムを多数掲載。
演習プログラムは「ワークショップ型」とし、グループ内でどのようにコミュニケーションをとり合えばよいかを紹介。
図版を数多く掲載し、演習プログラムの進め方が一目でつかめる構成になっています。
目次
1 コミュニケーションとは
2 コミュニケーションの構造
3 コミュニケーション演習
4 相手の情報を受け止めるための演習
5 自分の情報を伝えるための演習
6 問題を発見し、論理的に考え、提案するための演習
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編著者紹介(肩書は発刊当時、敬称略)
沖裕貴…おき・ひろたか/立命館大学教育開発推進機構教授
林徳治…はやし・とくじ/立命館大学教育開発推進機構教授