
2009年4月度・「税務・経営分野」単行本図書受注数ランキング(当社ウェブサイト経由)第1位!
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本書では、海外・国内の膨大な租税回避行為に係る事例、税務訴訟、判決・裁決例を収集・整理し、現役の税務大学校教授の視点から分析・検討のうえ解説。
一般的には入手しにくい資料も豊富に盛り込み、内容の充実を図っています。
海外主要国で訴訟に至った租税回避行為の事例を数多く取り上げ、各事例について
(1)課税当局側の対抗策、
(2)否認が可能な場合、
(3)否認が困難な場合
の3点から徹底的に解明したうえで、我が国に示唆される今後の課税当局の対応策を探ります。
租税回避行為をテーマに徹底解明した類書はこれまでなく、実務家はもとより学者、研究者、税務職員等々、税務関係者の方々にご活用いただける1冊です。
目次
1 我が国の対抗策の分析
2 米国の対抗策の分析
3 英国の対抗策の分析
4 カナダの対抗策の分析
5 豪州の対抗策の分析
6 主な大陸法の国々の対抗策の分析
7 EU加盟国の対抗策と欧州委員会・司法裁判所との関係
8 国際化する対抗策の分析
終章 我が国の対抗策の選択肢
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著者紹介(肩書は発刊当時、敬称略)
松田直樹…まつだ・なおき/税務大学校教授