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第3回OECD学力調査の国内公式報告書。
「科学的リテラシー」を主眼としており、“理科離れ”が叫ばれる昨今、今回の結果からどのような課題が分かるかが改めて注目されています。
OECD(経済協力開発機構)は2000年から3年ごとに、世界規模での学力調査(高校1年程度対象)を進めています。
これは、学んだ知識を“いかに社会で生きていくために活用できるか”に重点をおいたもので、第2回調査(既刊「生きるための知識と技能2」)では、日本の課題として「読解力の低下」などが浮き彫りになりました。
その結果、文部科学省は43年振りに「全国学力調査」(2007年4月)を実施するとともに、「PISA型活用学力の育成」を重要課題とし、次期学習指導要領の柱の一つとするなど、非常に影響力の大きい調査です。
目次
1 PISA調査の概要
調査の内容/評価分野/調査の対象者と標本抽出/調査の実施と結果の処理/ほか
2 科学的リテラシー
枠組み/得点の国際比較/2000年調査及び2003年調査結果との比較/
問題例/生徒の科学に対する態度/理科の学習環境/ほか
3 読解力
枠組み/得点の国際比較/2000、2003年調査結果との経年比較/問題例/ほか
4 数学的リテラシー
枠組み/得点の国際比較/2003年調査結果との比較/問題例/ほか
5 学習の背景
学校の学習環境/学校外の学習環境/習熟度の違い
付録
習熟度の得点化/平均値の比較/指標
資料
学校質問紙/生徒質問紙