
近年、建築の請負契約や欠陥建築を巡る紛争が多発しています。
とりわけ建築主と建築業者間、又は下請業者等様々な建築業者が絡む請負契約は複雑で、紛争が長期化するケースが後を絶ちません。
本書は、建築紛争の争点整理の参考となる「要件事実と証明責任」を解説し、建築代金、建築瑕疵を巡る各種問題について幅広く考察するもの。
さらに、訴訟の実情やADR(裁判外紛争処理機関)の機能も取り上げ、建築紛争のあらゆる場面に活用できる、関係者必読の1冊です。
目次
序 本書の内容等について
1 工事請負契約関係訴訟における要件事実と証明責任
2 建築請負代金請求に関連する法律問題
3 建築瑕疵損害賠償請求に関連する法律問題
4 建築紛争解決の手引