急速に進展する少子高齢化社会を迎え、福祉分野における心理学は、重要性を増しています。
本書は、一般心理学の内容をできるだけ網羅するとともに、
「福祉心理学入門」や「福祉の時代の心理学」にふさわしい内容を盛り込み、
福祉の時代を生きていく際の心理学の新しい常識を提供し、解説する入門書です。
目次
1 「福祉の時代」に心理学を学ぶ意味:福祉心理学試論
2 認知:環境をどう理解しているか
3 学習:経験からいかに学んでいるか
4 情動と動機づけ:どのような気持ちで暮らしているか
5 パーソナリティ:性格の違いと心の健康
6 社会心理:人間関係を築き支えあう
7 発達:生まれてから大人になるまで
8 高齢者の心理:心豊かな老後を目指して
/ ほか
編著者紹介(肩書は発刊当時、敬称略)
今城周造…いまじょう・しゅうぞう/東北文化学園大学教授