いつの時代も職場の人間関係は悩みの種の一つ。
特に地方公務員の職場では、情報公開や説明責任、住民参加が重視され、
さらに地方分権一括法の施行で自己決定・自己責任がより求められるようになり、
上司と部下あるいは職場と住民の関係などでは、従来以上に複雑な事例が起こっています。
本書は、地方公務員の職場を舞台に、普段、表立っては話しにくいことを、
ストーリー仕立てで軽快に描くもの。
悩み多き公務員に解決のヒントを示します。
目次
1 公務職場の“春”
一喜一憂のお役所人事/公務員たちのライフスタイル
2 公務職場の“夏”
住民対応の妙案は?/誰のための政策か?
3 公務職場の“秋”
変わらぬお役人意識/男女共同参画時代だが…
4 公務職場の“冬”
身に染みついたお役人体質/これが役所のルールだ!?
著者紹介(肩書は発刊当時、敬称略)
金子雅臣…かねこ・まさおみ/東京都中央労政事務所課長補佐