複雑化する特例を完全理解するための1冊!
“税理士損害賠償事故”(※)に発展しやすい「免税点」「簡易課税」について、有利な選択・適用可否の判断が身につきます。
(※税理士が税務申告でミスをしたことにより、関与先に過大な税額を支払わせたために関与先から損害賠償を請求されるケース)
○税理士損害賠償事故の多い消費税の中でも、特に「事業者免税点制度」「簡易課税制度」などの中小事業者特例については近年複雑化しており、適用の誤りが多く発生します。税理士は関与先に正確に改正内容を伝えるとともに関与先の適用状況を把握する必要があります。
〇令和2年度税制改正の「居住用賃貸建物に係る仕入税額の特例」や、令和2年4月30日成立の「新型コロナウイルスによる特例」も盛り込んだ完全版です!
目次
第Ⅰ部 納税義務編
第1章 納税義務の原則
第2章 納税義務の免除
第3章 納税義務の免除の特例
第Ⅱ部 仕入税額控除編
第1章 控除対象仕入税額の計算方法
第2章 棚卸資産に係る仕入税額の調整
第3章 調整対象固定資産に係る仕入税額の調整
第4章 居住用賃貸建物に係る仕入税額の特例
第5章 簡易課税制度
第Ⅲ部 インボイス制度編
第Ⅳ部 災害特例編
著者プロフィール
金井 恵美子(かない えみこ)
・平成5年、税理士登録・金井恵美子税理士事務所開設、近畿税理士会・税務法律審理室審理員、近畿大学大学院法学研究科 非常勤講師、平成15年、第26回日税研究賞入選
・著書:『プロフェッショナル消費税の実務』、『実務 消費税ハンドブック』、『Q&Aで理解する8%消費税』(税務研究会)、など多数
併せて活用したい小社図書
『記載例でわかる 軽減税率対応 消費税 区分経理・申告ガイドブック』
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