『南三陸町 屋上の円陣―防災対策庁舎からの無言の教訓―』が日刊工業新聞の「話題の本」(2018年8月24日付)に掲載されました。
本書は東日本大震災で宮城県南三陸町の防災対策庁舎の屋上で円陣を組み、必死に津波に耐えようとしている人たちがいた。
そこには、強い決意で女性、高齢者、若い職員たちを円陣の内側に入れ、生死の瀬戸際にありながら、最後まで人間の尊厳と誇りを失っていない姿があった…。
「その時、何が起こっていたのか」今だからこそ明らかにできる著者渾身のノンフィクション。
一冊です。
山村武彦(やまむら たけひこ)
防災システム研究所所長。