情報配信デバイス「スマートプレート」を設置【静岡県 菊川市】
静岡県菊川市(4万8000人)は、ICTを活用した行政サービス向上の一環として「スマートプレート」を市庁舎などに設置した。自治体がスマートプレートを導入するのは全国初の試み。
スマートプレートは板状の情報配信デバイスで、プレートについたQRコードを読み込むか、対応するスマートフォンでプレートに触れることにより、プレートに登録されたコンテンツをスマートフォンで確認することができる。英語やポルトガル語の端末で読み取るとその言語で内容を表示するようになっており、増加している外国人住民への情報提供を充実させるのがねらい。
基本コンテンツでは施設の場所やバスの時間などをセットしており、市民の意見をもとに知りたい情報を提供できるようコンテンツを改善する。市役所本庁の総合案内と市民課窓口や総合保健福祉センター、小笠支所など計5か所に設置した。
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月刊「ガバナンス」2019年6月号・DATA BANK2019より抜粋)